料理の科学 2
「料理の科学〈1〉素朴な疑問に答えます」に続き「料理の科学―素朴な疑問に答えます〈2〉」を読了したので読書メモ。といっても前回の投稿から3ヶ月も経過してしまったが...。
- 作者: ロバート・L.ウォルク,Robert L. Wolke,ハーパー保子
- 出版社/メーカー: 楽工社
- 発売日: 2013/02
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (3件) を見る
読書メモ
熱いもの、冷たいもの
- 山の沸点は低いが、おおよその菌は74℃以上で死滅するので、哺乳瓶の殺菌は可能。
- アルコールと液体を混ぜ合わせた場合、沸点は混合液独自の値となる。そのため、完全にアルコールを飛ばしきることは不可能。
液体
- ペットボトルだと炭酸が少しずつ抜けていってしまう。賞味期限を確認すること!
- 人工甘味料は甘味が不安定なため、3ヶ月程度で風味が損なわれる可能性が高い。
- パキュラは意味がない...
- コルクをテーブルに披露するようになったのは19世紀から。偽物ではないことを証明するため。
電子レンジの謎
- スポンジの消毒に便利
- 電子レンジで温めた食品が冷めやすい理由は、温度ムラがあるから。
キッチンを彩る道具とテクノロジー
- マッシュルームは水で洗っても風味を損ねない。
- 液体用と固体用の計量コップは異なる。
感想
相変わらず興味深い書籍だったが、「料理の科学〈1〉素朴な疑問に答えます」ほどではなかったかも。とりあえず目次はもうちょっと整理して欲しかった。